経歴
- 昭和47年
- 父、健三に師事し、螺鈿技術の修行に入る
- 昭和61年
- 労働大臣指定一級漆器製造(螺鈿作業) 技能士第一号に認定
- 平成 8年
- 通商産業大臣認定資格伝統工芸士に認定
- 平成19年
- 高岡市伝統工芸産業技術保持者に認定
- 平成24年
- 全国祭屋台等制作修理技能者に認定
- 平成26年
- 富山県部門功労表彰(技能職能)
- 令和元年
- 厚生労働大臣表彰(卓越技能)現代の名工
受賞歴
- 昭和63年
- 第23回全国漆器展 日本経済新聞社賞受賞
- 平成 2年
- 第25回全国漆器展 通産産業省生活産業局長賞受賞
- 平成14年
- 全国伝統的工芸品公募展 商工中金理事長賞受賞
- 平成15年
- 第6回日本伝統工芸士会作品展入賞
技能概要
貝の光彩を現代に表現する高岡に生まれ育った青貝塗りは、父、健三氏により新しい展開を見せた。薄貝の裏面に着色を施すことで、貝本来の色と着色した色とが織りなす色調は、人を惹きつけて止まない魅力を持った。 極めて綿密な作業による加飾技法は、日本古来の華麗で繊細な感覚を甦らせる。高岡漆器の青貝塗加飾技法で、花鳥、人物等の細部を表現する針彫り技法や伏彩色を施す色底螺鈿また高岡漆器古来の技法である錆絵等を駆使する。花鳥が散る図柄、技法は秀逸で伝統を担う気迫が作品全体に溢れる。
功労
昭和49年に高岡伝統産業青年会の発足に携わって以来、高岡漆器青年会を設立させ、伝統工芸高岡漆器協同組合の螺鈿部会長、副理事長などを務める。また高岡市伝統工芸産業人材養成スクールの講師を務めるなど技能の保存継承や後継者育成に尽力するとともに、高岡漆器業界の振興発展に貢献する。
作品
飾鉢「元禄」
貝に伏彩色を施す。青貝色底螺鈿技法で製作。貝の切断を針抜き方、打ち抜き法、断ち切り法で行っている。
小筥「花鳥」
青貝色底螺鈿技法とみじん貝蒔き技法で花鳥図を表現している。
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