鎧塚 和範 写真

表具師

鎧塚 和範

昭和15年2月16日生まれ

経歴

富山県立小杉高等学校卒、
卒業後父の経営する鎧塚翠山堂で表具師の道へ
昭和47年
鎧塚翠山堂 店主、現在に至る
元富山県表具師文化協会会長
現在、同協会常任相談役
富山県表装技能検定委員
職業訓練指導員
表装展審査員として、後進の指導にあたる。

受賞歴

平成12年
富山県功労者表彰
平成14年
厚生労働大臣表彰(卓越した技能者)
平成17年
黄綬褒章

技能概要

古典的表具から新感覚の作品まで創意工夫 古典的表具から新しい感覚の作品まで、幅広い分野で絶えず創意工夫を凝らし、技術の向上に努めている。「一人表装展」と称して、作家の作品にマッチした様々な感性の表装を発表し、高い評価を受けている。 この優れた技量と感性は、県内外の由緒ある寺院や旧家の古書画、襖の修復、仕立て直しなどに生かされている。また、山水画・墨跡・仏画などの軸装、額装はその作品にふさわしい裂地を配することが必要で、その斬新な感覚は本体作品の芸術性を余すところなく引き出している。

作品

郷倉千靭画「天萬利」
郷倉千靭画「天萬利」
古伊萬里の時代を表具によって表現
堅山南風画「秋果」
堅山南風画「秋果」
秋の色を表具によって表現
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