経歴
- 滋賀県立長浜四高校中退
16歳で料理人の道を志し、長浜・京都・東京・大阪等の一流割烹で修行を重ねる。
- 昭和46年
- 富山に五万石を創業。
- 富山県調理師会理事、副会長、会長を歴任
- 平成26・27年
- 富山県卓越技能院 会長
受賞歴
- 自由民主党総裁感謝状(業界貢献)
全国料理環境衛生同業組合会長賞
富山市長表彰(技能功労)
厚生大臣表彰(功績功労)
日本食生活文化賞(食生活文化向上功労)
- 平成 8年
- 労働大臣表彰(卓越した技能者)
- 平成19年
- 黄綬褒章受賞
技能概要
刺身の薄造りに旨みが生きる 独自の食材を活かす調理を工夫、研究、考案に努めてきた。旬の食材を活用した、季節感あふれる調理と盛り付けには定評がある。特に魚の薄造りに卓越した技を見せ、白身魚の旨味を逃さず、繊維を痛めないよう調理する包丁さばきには、高度な技能が必要である。 刺身の食材としては使用されなかったマンボウを、湯引きすることにより歯触りを良くし、芥子味噌に付けて食する工夫をはじめ、富山の郷土料理である昆布〆を従来の方法に加え、笹の葉で包むことにより香りと抗菌効果を高めた。さらに、かぶら蒸し、ほたるいかの塩辛、昆布巻きなど従来の富山の食伝統に数々のアイデアを加えている。
料理の発想は、天然の生け簀富山湾に育つ多種多彩な食材の躍動にあり、新鮮で活きのいい食材との出会いが、調理人としての原動力となっている。
作品
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