白井宏 写真

宮大工

白井 宏

昭和18年2月1日生まれ

http://miyadaiku.eek.jp/

経歴

昭和33年
東砺波郡井波町宮大工棟梁 五代目東城清八に入門
昭和46年
社寺専門白井大工 代表
平成11年
株式会社白井大工 代表取締役
平成15年
富山県建築大工技能士会 会長
平成19年
砺波建築高等職業訓練校 校長
全技連マイスター会富山県支部 初代会長
平成20年
株式会社白井大工 会長
平成21年
社団法人富山県建築組合連合会 会長

受賞歴

平成14年
富山県部門功労章
平成17年
厚生労働大臣表彰(建築雇用改善功績)
平成18年
東城家より号「清右衛門」を襲名
厚生労働大臣表彰(卓越した技能者)
平成19年
全国技能士会連合会会長表彰
平成20年
黄綬褒章

技能概要

大匠 棟梁
井波彫刻の元祖であり、全国各地にその名を残した井波大工一門。私の師匠はその中の一人大工屋五代目東城清八です。棟梁に憧れて宮大工の仕事一筋に50年余り歩んでまいりました。
弟子入りした当時は、朝の掃除にはじまり、昼は大工の修行、夜は図面や絵様、そして学問の研究に励む毎日でしたが、師亡き後、弟子や仲間たちに支えられ、今では設計から施工の総てを担う「社寺建築専門業者」として全国各地へ赴いております。またその間にも、日本建築研究室の清水稔次先生からも絶えずご指導を承りながら、より一層の研究と技術の向上を目指して技を磨いてまいりました。
そしてこの度、東京大学坂本功教授始め三井所清典教授のお力添えで夢にまでみた五重塔を設計・施工し完成いたしました。また国指定重要文化財の寺院修復の仕事にも携わらせていただきました。
これからも”決して妥協しない木のこだわり”をもって、後世に伝統建築を継承していきたいと思います。

作品

永明院五重塔
永明院五重塔
白井流雄神神社造り
白井流雄神神社造り
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