経歴
- 父 粂吉に師事
- 平成 7年
- 伝統工芸士に認定
- 平成 8年
- 通商産業大臣認定資格伝統工芸士に認定
- 平成22年
- 高岡市技術保持者認定
- 平成24年
- 富山県功労表彰受賞
受賞歴
- 平成23年
- 中部経済産業局長賞受賞
- 平成26年
- 経済産業大臣表彰受
- 平成27年
- 厚生労働大臣表彰受賞 「卓越した技能者・現代の名工認定」
- 平成29年
- 黄綬褒章受章
技能概要
高岡銅器の鍛金（鎚起）技法で、鏧子（けいす 読経の際鳴らす鐘）製造において卓越した技法を有している。長年培った技能と知識を生かし、独自の鏧子成形と音律調整の技能技法を高め、鏧子の生命である甲（カン）・乙（オツ）・聞（モン）の音色を作り出すことが出来、より美しく響く鏧子を製造、特に大型の鏧子を得意として全国各地の寺院に納めている。
功労
数少ない鏧子職人の一人として、後進技能者の育成や技能の伝承に尽力している。
作品
寺院用なので荘厳な音色に仕上げてあります。打ち棒（パイ）で鏧子を打つと甲（コウ）・乙（オツ）・聞（モン）のリズム（波長）で心が静まり自然に合掌しお詣り出来る音色に仕上げてあります。
