関谷智宏 写真

ガラス熱加工工

関谷 智宏

昭和36年11月20年

https://www.shinkoglass.co.jp/

経歴

昭和55年
新光硝子工業入社
平成 4年
高岡工場製造係長
平成13年
製造加工課長
平成20年
製造部長
平成24年
取締役工場長 現在に至る

受賞歴

平成27年
県知事表彰受賞 (技能功労賞)
平成28年
労働大臣表彰 (卓越した技能者)
平成29年
黄綬褒章受章

技能概要

板ガラスを加熱炉で徐々に加熱し、そのガラスの自重を活用して金型に沿て曲げるガラスの曲げ加工に卓越した技能を有しており、その技術を用いて、全国の著名なビルや新幹線のフロントガラス等、高い技術を要する多く手掛けている。

功労

若手職員の育成と中堅技術者のスキル向上にも尽力している。

作品

金沢21世紀美術館の周囲に入っているガラスは、幅3m×高さ4.5mで構成は19mm+19mmの高透過合わせガラスを使用。重さは1300kgあり、約120枚を納めた。反射映像が歪まないよう、徹底した温度管理で曲げ加工を行った。この美術館が完成し、設計者は建築界のノーベル賞と言われている、プリッカー賞を受賞した。
国内を走る新幹線や特急電車、地下鉄や路面電車などのフロントガラスおよびライトカバー等の曲げガラスを製作。
北陸新幹線(E-7系)は、フロントガラス1枚、フロントサイドガラス2枚、前照灯2枚の合計5枚1セットの構成になっている。
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