野原尚二 写真

表具師

野原 尚二

昭和22年1月16日生まれ

https://www.chunichi.co.jp/article/150214

経歴

「株式会社春芽堂」に入社 表具を学ぶ
(京都市中京区姉小路通り烏丸東入ル)
砺波表具師組合会長
富山県表具師文化協会 会長
全技連マイスター会富山支部 副会長
南砺市井波美術協会 絵画部長

受賞歴

昭和54年
技能検定1位 中央技能検定協会会長表彰
昭和57年
富山県表装展 最高賞 知事賞受賞
平成24年
「とやまの名匠」
平成27年
全技連マイスター会 会長賞
平成29年
富山県技能職能功労賞
令和 2年
卓越した技能者(現代の名工)

技能概要

金箔を作っての作業。金箔4~5枚を焼合わせて竹刀にて細く切り(截金キリカネ)筆を使ってニカワで張付け、又竹筒にネットを張り上部より拍を入れ振り又型紙を切って金箔を押し張る。
上記の技法を使って襖屏風等の表面にデザインした作品に仕上げて行く。最後に箔を止める為にニカワ等で表面にコーティングをして仕上げとする。

作品

「腰襖風炉先屏風」
「腰襖風炉先屏風」
下の所が襖になっている。そこに青貝箔を押し、ウェーブの線はニカワにて截金(キリカネ)を貼る。花模様の所は型押し。4ヶ所の砂の所、金砂子。
「花菱に網代風炉先屏風」
「花菱に網代風炉先屏風」
襖の四隅部は花菱模様に置き、中部は2mm巾位に切った合せ箔を網代模様に網代部は赤金、青金と交互に置いてみました。
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