朴木則雄(立堂) 写真

木象嵌士・(社)光風会会員

朴木則雄(立堂)

昭和15年12月11日生まれ

経歴

昭和15年
射水市に生まれる
昭和31年
富山の木象嵌士初代中島杢堂に師事
昭和43年
独立、宮家に作品献上6回 常陸宮殿下、三笠宮殿下、高円宮殿下、秋篠宮殿下

受賞歴

平成元年
文部大臣賞 国際公募亜細亜現代美術展
平成 7年
内閣総理大臣賞 国際公募亜細亜現代美術展
平成13年
富山県功労者表彰受賞
平成17年
厚生労働大臣表彰(卓越した技能者)
平成19年
黄綬褒章
平成28年
第33回日本伝統漆芸展
令和元年
富山県より「伝統工芸の匠」に認定

功労

木象嵌製作活動一筋に60年以上。小田原を原点とする木象嵌を、富山の木象嵌に確立した初代木象嵌士、故中島杢堂よりその技術を継承する。さらにそこから今までにない技術を取り入れ、新しい木象嵌の開発と共に、木象嵌の後継者育成等にも尽力する。
その活動が認められ、富山木象嵌は富山県より富山県指定伝統工芸と認められ、富山県より「伝統工芸の匠」と認定を受け、富山木象嵌の発展・後継者育成活動を行っている。

作品

立山連峰と雷鳥
「立山連峰と雷鳥」
雄大な立山連邦と富山県鳥である雷鳥のつがいを無着色の天然木のみで表現した、富山木象嵌の木画です。自然の風景と動植物を制限された色調と自然が作り出した杢目を使い、富山県の原風景を表現しています。
4号額
おわら
「おわら」
富山県の催事の一つを無着色の天然木のみで表現した、富山木造間の木画です。人物の手先の繊細な動きと、躍動感を感じられるように、杢目の使い方一つ一つまでにこだわり抜いた作品です。
4号額
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