日本海地域特有の和船建造技術を持つ現役の船大工
ドブネ建造技術:日本海沿岸地域特有の造船技術”オモキづくり”による大型漁船「ドブネ」の建造技術を持つ。
「ドブネ」は既に富山県内では現存しないが、他県では国の重要有形民俗文化財に指定されている例もある。
木造和船建造技術:ヤキダメやアイバスリなど、和船船大工特有の技術を保持し、特に氷見地域でかつて使用されていた「テンマ」「カンコ」「テント」といった多様な木造和船の建造技術を熟知している。
・テンマ建造:建造したテンマは乗船体験や櫓漕ぎ体験など地域文化の継承に役立てられている。
・オオフネ建造:一時はほぼ廃絶した氷見市十二町潟の木造船オオフネを復元
・ドブネ模型建造(氷見市立博物館展示)
・現存木造和船の修復と保存
・氷見市を中心とした和船建造に関する調査活動